East Music Works's blog

なんでも屋eastによる、ベース&ギター改造、ヨーヨー、3Dプリンター&プロダクト製作、音楽レビュー、レトロゲームなどの趣味ブログ。最近はクレーンゲームにドはまり。

ドローンは本当に「首相官邸に落下した」のか?引っかかったこと3点。

どうもeastです。

すごーく気になったニュース。

新聞もテレビニュースも見ない生活を始めて半年、今日電車に乗っていて、

ドアの上にあるディスプレーを見ていてたまたまこのニュースを発見しました。

ネットでも話題になっているようですね。

首相官邸屋上に「ドローン」落下 NHKニュース 

放射能も検出…首相官邸にドローンが落下 - NAVER まとめ 

 

違和感しかない。

日本はれっきとしたひとつの国家、

それが官民挙げてこんな醜態をさらしっぱなしで良いのか?

という疑問しかありません。

 

まずひとつめ、「落下」という表現。

ドローンは人が意思を持って遠隔操作する機械です。

首相官邸周辺でドローンで遊んでました、

操作間違えて敷地内に入って落ちちゃったてへぺろ、ってんならともかく、

屋上にあったってことは意図的に着陸させたんでしょう。

それを「落下」と言って平然としている。

あたかも首相官邸側にまったく責任がないような表現をしたらいかんでしょう。

「首相官邸屋上で由来不明のドローンが発見された 」が適切でない?

 

次に、首相官邸の警備レベルが世界に知れ渡ってしまった疑惑。

首相官邸側は被害者であるということが前提で、

マスコミはセンセーショナルなニュースとして報道しているようですが、

それはそのまま一国の責任者の住む建物の情報を垂れ流すことになります。

マスコミは上空からヘリで撮影しているようですが、

ドローンは規制してもそのヘリは規制しないの?

 

いち市民であるワタクシに、

日本の首相官邸には不審物を迎撃するシステムも、

警報を鳴らすシステムもなく、

夜にそっとドローンを送り込めば、

爆弾でもなんでも仕掛けることができるのではないか?

という風に思わせた時点で官邸もマスコミもアウトのような気がします。

 

最後に、引き続き政府関係の建物にドローンが送り込まれたら

どのような対応がなされるのだろうか、というところが興味深いです。

とりあえず何か不満のある人は関係省庁の屋上にドローンを送り込む、

という笑えるけど笑えない事態にも発展しそうです。

 

事実を定義して伝えるのが報道機関の仕事とはいえ、

問題点をぼやかして矮小化してしまうのはよろしくないでしょう。

誰にとっても利益になりませんよ。

 

ほかにもつっこみたいところは多々ありますが今日はこのへんで。