Autodeskのフリー3DCAD 「123D design」 マテリアルエラーの解決
どうもesstです。
今日は、Autodeskのフリー3DCAD、
123D designのインストール後に起きることがあるエラーの解決法をご紹介します。
けっこう悩まされてる人は多いのでは?
先日の無料講習会で、悲しくも私のPCでは利用できなかったので、
インターンのお兄さんに教えてもらった発想を使って解決を図りました。
このエラーを正しく表現する言葉がわからないのですが、
キーワードをいくつか並べます。
・ソリッドの透明化
・ソリッドが押し出せない
・形にならない
・「Failed to load autodesk material libraries. 」の表示が出る。
というところですかね。
そして、このエラーの画面コピーを貼っておきます。
起動時にこの画面が出てしまうと、ソフトが起動するにも関わらず。
このように、いざ図形を描いて押し出そうとすると透明になってしまい、
物体をこれ以上操作できなくなってしまうのです。
この問題を解決して、123D designを使い倒しましょう!
★重要チェックポイント
ウィンドウズユーザー名が「全角」表記になっていないか?
今すぐ確認してください。
どういうことかと申しますと、
パソコンを買ってきてウィンドウズ7あるいは8に初めてログインするとき、
マイクロソフトから「マイクロソフトアカウント」を要求されたと思います。
このとき、もともと持っていたマイクロソフトアカウントの初期登録の名前が、
漢字表記等の全角(日本名)で登録になっている場合、
OSがインストールされているユーザーフォルダの下にある個人フォルダ名が、
Cドライブ → ユーザー(User) → 太郎
みたいなことになっているはずです。
123D designの透明現象(マテリアル)エラーは、
このユーザー名の全角表記が原因です。
これを
Cドライブ → ユーザー(User) → taro
にすれば解決します。私の場合はこれでOKでした。
※これ以外の要素が原因の場合、本記事では解決できません。申し訳ありません。
このユーザー名の全角表記に起因するソフトのエラーは、
123D designに限らず、海外製のソフトを利用するときに結構発生するみたいです。
何かの機能を使うときにソフトがユーザー名参照をするんでしょうが、
日本語の全角表記に対応していない場合、
ソフトは起動するのに肝心な部分が使えない、
という現象が起きてしまうということなのでしょう。
現状、私が伝えられる解決方法はふたつあります。
★ウィンドウズをインストールしなおし、
マイクロソフトアカウントの要求を無視して半角のユーザー名を作る
これ、今まで入れたソフトとかもインストールし直すことになるので、
あんまり有効ではないと思います。
それだったら別の3DCADソフト探して使ったほうがいいです。
★アカウントの乗せ換え
こちらは多少手間がかかりますが、確実だと思います。
何をするかというと、下記の手順を取ります。
①現在のアカウントを使って、
半角表記のローカルアカウントを作成する
②作ったローカルアカウントに管理者権限を与える
③現在の全角表記のアカウントをマイクロソフトアカウントから切り離す
④作ったローカルアカウントでログイン、マイクロソフトアカウントと紐づける
⑤元の全角アカウントを消す
⑥123D designを再インストールする
つまり、
「コンピュータに太郎でログインすることをやめて、
taroでログインできるようにする」
ってことです。
何はともあれ全角表記が半角になればいいので、
ほかにもやり方はありそうですけどね。
私が自分でいろいろと検索して解決に持って行ったとき、
かなり手探りでやったために操作の画面を記録できていません。
大変申し訳ないことに私が辿った道をそのまま示すことができませんが、
このへんがとても参考になりますので紹介します。
Windows8/8.1 で日本語アカウント名が使われてしまう
トラブルを未然に防ぐ!Windows 8.1初期セットアップ方法
これはウィンドウズ8での操作ですが、7でも原因は同じはずですので、
同様の検索をすれば解決方法を発見できるはずです。
ちなみに、私は元のアカウントを消さずに、
2つのアカウントを使い分けるようにしました。
123D designを起動するときだけ、半角ユーザー名でログインします。
めんどいけど、どちらにせよメインCADではないので、これでいいかなと。
では、今日はこれまで!