East Music Works's blog

なんでも屋eastによる、ベース&ギター改造、ヨーヨー、3Dプリンター&プロダクト製作、音楽レビュー、レトロゲームなどの趣味ブログ。最近はクレーンゲームにドはまり。

3Dプリンターを利用した「ぼくのかんがえたさいきょうのよーよー」の件

[4月8日追記(8th,April,add)]

Please read a greeting entry for overseas friends.↓

http://eastmusicworks.hatenablog.com/entry/2014/04/08/001808

[4月13日追記(13th,April,add)] 

動画作りました。ご覧ください。

I make a movie.Many players enjoyed this yoyo at EJ-B.

 

 

すっごい更新滞りました。

見てる人なんてあんまりいないと思いますが、

楽しみにしていた人がいたらごめんなさい。

久々の更新となります。

 

何を隠そうここ2ヶ月、オリジナルのヨーヨーを作っていたのです!

そうまさに「ぼくのかんがえたさいきょうのポケモンヨーヨー」です。

自分の「こういうの欲しいな」という希望だけを突き詰めて設計したヨーヨーです。

このヨーヨーは実用よりも、テスト的な意味合いのほうが強いので、

個体名というよりもシリーズ名として、こんな命名としました。

「Three Dimension(スリーディメンション)」シリーズ

では、紹介して参りましょう。

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名称:ThreeDimension Type1

形状考案開始日:2014年3月23日(日)

設計完成、データ入稿日:2014年3月24日(月)

現物到着日:2014年3月30日(日)

重さ(g):60.7

直径(mm):61.5

本体幅(mm):44.0

形状:ラウンド

ボディ素材:ナイロン

リム素材:ステンレス

ベアリング:サイズC(JAM大経)

レスポンス:YYFスリム(JOKERパッドスリム60)

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※ボディとリムは自分で組み立てます。また、ベアリングロック部分は既製品です。

 

もともと私は、yoyorecreationのドレッドノート

ドレッドノートGを好んで使っており、

また、最近はYoyoStudioLlamaのビーストなど、

一般的な競技向けヨーヨーよりも一回り大きい

オーバーサイズと呼ばれるものを使ってきました。

自分でヨーヨーを作るならやはり大きいサイズ、というのは念頭にあったので、

公に3Dプリンターを利用して作るシリーズの第1弾として作ったのは

万人受けしないことはわかりつつ、60mmを超えるサイズとなりました。

また、ステンレスリム部分は18g、両面合わせて36gあり、

大きな直径も相まって、60gのヨーヨーとは思えない回転力を持っています。

かなりの重量が外周に寄っているので、

投げ出しはやや後ろ側に寄り、またクセも非常に強いです。

それから、3Dプリンタ性質上どうしようもないのですが、

素材の積層なので仕上げ自分でやらないと、納品されたままではかなり粗いです。

でも気に入ってるので、今後、自分はこれを使って練習していく感じです。

 

制作方法やこのヨーヨーに至る経緯はまた後日、詳細を掲載します。

今日のところは、これが、

・ボディの制作にあたって3Dプリンターを利用したヨーヨーであること

 (ボディ、リムともに3Dプリンターで出力)

・多少のブレはあるが、ヨーヨーとしてのプレイには全く問題がないこと

・形状考案と設計からプリントアウトされてプレイに至るまでわずか7日間

ということだけ、明記しておきます。

先日、ヨーヨージョーカーが3Dプリンターで出力したヨーヨーの

プロトタイプを発表していますので、とりあえず、国内では2番目かな?

 

ヨーヨーの形状に対する理解や設計については、正直に申し上げて私は素人です。

大会の成績も良いものとは言えませんし、

特殊なトリックを持ってるわけでもありません。

けれども、好きだったら、努力すれば自分でも欲しいモノが作れる時代になったのだ、

というインパクトを、このヨーヨーを通して体感しています。

 

様々なメーカーから出ている既製品のヨーヨーは本当に素晴らしく、

私も、いくつもいくつも所持しています。好きなヨーヨーはいっぱいあります。

一方で、メタル、ローエッジ、高性能に次ぐ高性能化、という中で、

お腹いっぱいになりつつあったのも確かだったんです。

本業はほかにありますので一歩一歩が遅いとは思いますが、私は、

自分でヨーヨーを作っていくムーブメントの火付け役になれたらいいと思っています。

このヨーヨーを通じて得たノウハウは随時ブログにアップしていきます。

もしThree Dimensionを振ってみたいという方がいたら

EJ-Bには行きますので、声をかけてください。

また、3Dプリンターを利用しているので複製が非常に容易です。

もしThree Dimension Type1 を欲しいと仰るありがたい方がいらっしゃいましたら、

Twitterフェイスブック等で連絡ください。

バイメタルヨーヨーレベルの金額にはなりますが、個人取引で承ります。

 

次は普通のサイズのヨーヨー作ろ。

 

今年の地区、全国大会には間に合いませんが、

来年度のリーグ、また世界大会を見据え、east music works の活動として、

3Dプリンターを利用したヨーヨー作りはこれからも進めていく予定です。

もしヨーヨーの設計や3D造形に関連して、情報共有させていただけるメーカー様、

個人様がおりましたら連絡頂ければ幸いです。

それから、自分はこういうヨーヨーが作りたいけどどうしたらいいかという方、

方眼紙に手書きレベルでいいので、平面図があればお手伝いできますよ。

いっしょに楽しくヨーヨーを作っていきましょう!

よろしくお願いします。

 

ああ、曲も作らなきゃ…。

 

■4月6日追記

国内で、3Dプリンターを利用してヨーヨーを作ったのは、私で4番目のようです。

実はほかにもたくさんいらっしゃるかもしれませんね。大変失礼いたしました。