ケーブルにこだわってきたボクは、SHUREイヤホンのBluetooth化をホントにオススメする!
どうもeastです。
愛用しているイヤホンSHUREのSE215-speの断線をきっかけに、2,000円Bluetoothイヤホンを買って組み合わせてワイヤレス化したことで、ポータブルオーディオ環境が劇的に快適になったので紹介します。
ここ2~3年は遠ざかっていたというか、ポータブルオーディオの環境を変える試行錯誤をしなかったんですが、ケーブルがなくなるというこの便利さは、停滞を打ち破るインパクトがありました。
Bluetoothイヤホンに変えたいな、でも実際どうなんだろうと迷っている方、いまなら変えて損しません、私が保証します。メリット、デメリット、オススメ機器を紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
私のイヤホンうんちくを語る
最初に、私の経験と見解を紹介しておきます。一般的に言う、音、音質の良し悪しって、けっこう個人の主観的な評価になります。気に入る音か、好きな音かというのが、音の良い悪いを判断をする材料になることを、最初に共通の認識としてください。
私バンドやってたので、学生のころからイヤホンとケーブルの質にはこだわってきました。もちろん学生当時はお金持ってなかったので、2004年とかかな、KOSSのSPARKPLUGという1,500円なのにものすごく低音が出ると評判のイヤホンを、まだ珍しかった5バンドイコライザーを搭載したRioCarbon5Gというプレーヤー(懐かしい!)で中音域を下げて高音域を若干上げ、いわゆる「ドンシャリ」という好みの音環境にしてました。
社会人になって仕事として音楽に関わることになったのと、エレキベースはずっと続けていたこともあり、音の入力、経路、出力のそれぞれにお金をかけるとやっぱり音の再現性が上がる、というのは公私ともに実感として持っていました。再現性が高いというのは、音源が録音したものだったらより忠実に再生できる、音源が人の演奏だったらより忠実に音量を大きくできる、ということです。
エレキベースだったら、ノーブランド500円のぺらぺらケーブルはべんっ、ベルデン3000円のしっかりケーブルはドンッという感じ。屋外演奏だったら、1990年代の500wスピーカー2発がしゃんしゃんべんべんからのもわもわ、2010年の300wスピーカー2発がチャキチャキドンドンからのしゃっきりという感じ。
右往左往した結果、イヤホン自体はSHUREのSE215に行き着いたのが2013年。翌年iPodtouchを買ってからしばらくは音楽再生アプリをいじりましたが、これもUBiOに決まって、それからあまりいじらなくなりました。
さて、そんなあたりが、音に対する私のこだわりです。
Bluetoothイヤホン=音質悪いは過去の話
通信機器、電子機器というのは本当に進歩が早いものです。チャレンジした結論として、なかなかどうして許容範囲どころかけっこう良いじゃん!という感じ。比較していきます。
実は以前、オーディオ環境の無線化を図ったことがあるんです。震災以降で、スマートフォンを変えたばかりのときと記憶してますので、2013年ごろでしょうか。当時出たばかりの新しいスマートフォンにして、大容量のマイクロSDカードに曲をいっぱい入れて、SONYのレシーバー買ってBluetoothで聴こう!と考えたわけです。
試してみたものの、大きなホワイトノイズ(サーという音)、もっさりした操作感と遅延、バッテリーの持ち時間、SONYのレシーバーをYシャツの胸ポケットにつけてイヤホンで結局長いケーブル、結局わずらわしく1ヶ月も使わないうちにお蔵入りにしたのを覚えています。
【以前、2013年ごろの印象】
再生アプリ:Poweramp
イヤホン:SHURE SE215
感想:音楽再生中もホワイトノイズが気になる、音飛びする、電池持ちが悪い
今回は、SHUREのコネクター規格であるMMCXと互換性のあるBluetoothイヤホンがあることを知ったのが入り口。いま手持ちのSE215に付け替えられるから、新しいBluetoothイヤホンを買う必要もなく、すごくシンプルになるでしょう。イヤホン部分は使わずにケーブル交換で試す価値ありと判断したのです。KSCATという聞いたことのないメーカー、しかも3000円しないので、不安は不安でしたが、モノは試し。
【現在、2017年初夏】
再生機器:iPodtouch第5世代
再生アプリ:UBiO
イヤホン:SHURE SE215-sp
Bluetooth:KSCAT BC05 Bluetooth部のみ
感想:意外に変わらない音、ケーブルの取り回しが良くて快適
最新のiPhoneでもないし、最高級のイヤホンでもないけど、ケーブルがないのにそこそこ高音質という恩恵を、使うたび実感できるというのがポイントかと。さて、前置き長くなりましたが、メリット、デメリットを紹介します。
イヤホンのBluetooth化で得られるメリット、3つ
1.断線に関わる面倒から解放される
無線化するので、自動的にイヤホンが断線しにくくなります。というのは、イヤホンをプレーヤーのまわりにぐるぐる巻く回数、物理的に何かにひっかかる確率が減るからです。そもそも切れるものがなくなるんだから、当たり前といえば当たり前ですけど。5000円とか超えてくるイヤホンなんか断線するたびショックですよね・・・そういうのから解放されます。装着したときに首元くらいまでの長さになるようなものが良いでしょうね。
2.手元で簡単操作
一度ペアリングしてボタンの操作方法を覚えておけば、ボリュームのアップダウン、曲の前後、再生停止くらいは手元でできるようになります。ちょっと操作したいなというくらいなら、いちいちかばんやポケットからオーディオ機器を出す必要がなくなります。しかも遅延なし、反応がはやいです。
3.音質そんなに変わらない
私ものすごい繊細な耳を持ってるわけではないですし、むしろバンドやってた影響で普通の人よりも悪いかもしれないくらいです。音環境に関する経緯は冒頭書いたとおり、ある程度のレベルで好みの音になっていればそれで良いくらいのもんです。聴き比べて明確な劣化を感じられなかったので、もう許容範囲。再生アプリのUBiOの調整機能の恩恵も感じられたため、十分なくらいです。
そうは言っても気になるかもしれないデメリット、3つ
1.ホワイトノイズと音飛び
よーく聞くとうすーく「サー」という音が、やっぱり出てます。これ、ホワイトノイズと言います。クラシックやジャズを良い音で聴きたいんだという人には気になるかもしれません。僕は、昔のはっきりしたホワイトノイズを覚えているので、比べてぜんぜん気にならないです。聴くジャンルもロック中心ですし、音を再生している間は正直関係ないくらいなもんです。あと、無線を使っているタクシーが通りがかったりとか、そういうときに一瞬だけ音は飛びますね。
2.電池の持ち時間
せいぜい連続再生5時間とかですので、バッテリー切れには注意しなければなりません。ただ、今はモバイルバッテリーを持つという解決策があります。数年前には考えられなかったほど、モバイルバッテリーは低価格・軽量・大容量化してますので、すでにかばんにひとつ忍ばせている人も多いのでは。
3.なくしやすいかも
ケーブルがないぶん身軽になるのは良いのですが、自動的にオーディオ機器からイヤホン自体が離れることになり「あれーイヤホンどこ置いたっけー?」となりがちです。うっかりしてると、まるごとなくすリスクはあります。
まとめとオススメチョイス
いかがだったでしょうか。勢いで書きましたが、参考になりましたでしょうか。
使い始めてしばらくは、自転車乗ったりとかちょっとした動作のときに「あっ、ケーブルないんだった」っていう感覚を「自分すっきりしてる!」という視点から実感することになると思います。これこそ最大のメリット!
しかも、街や電車の中で聴いてて違和感ないんですから、Bluetoothイヤホンは音質が良くない!使い勝手悪い!というのはもう過去の話。確かに昔はそうだった、でも今は良いものが出回っている、そしてこれからもどんどん進歩するんでしょーな。
最後にオススメのセッティングを紹介。ぜひ、快適なポータブルオーディオスタイルを身につけてくださいね!
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もしBluetooth対応オーディオを持っていなければ、中古のiPodtouchに音楽再生アプリの UBiOを入れて、SHUREのSE215-speと、専用のケーブルも買ってしまいましょう。SHUREのSEシリーズは、地下鉄のノイズもけっこう遮断してくれるし音も良いしで、5年近く使ってますがほんとオススメ。まぁ、本当に良いものをそろえたい人は、いろいろ検索してみてください(笑)。
王道で効果を実感したいあなたに竹コース
すでにウォークマンやiPodtouchを持っていたり、iPhoneなどのスマホでやってみようという人には、王道のSONY製品。エクスペリアとあわせることを想定しているのか、アンドロイドスマホとの相性も良いようです。
とにかく安く済ませたいあなたは梅コース
探せば3,000円台でありますので、SHRUEとかイヤホンの詳しいことわからんし、なんでもいいやって人はこんなもんでも良いでしょう。