East Music Works's blog

なんでも屋eastによる、ベース&ギター改造、ヨーヨー、3Dプリンター&プロダクト製作、音楽レビュー、レトロゲームなどの趣味ブログ。最近はクレーンゲームにドはまり。

目指せ!オープンなヨーヨーメイク!

どうもeastです。

家庭におけるサイズのパーソナル3Dプリンターでちゃんとしたヨーヨーが作れる、

ということを追求、実践、これを公開、継続してきました。

 

次に必要な段階は、

ヨーヨー作りをオープンにしていくということ

ヨーヨーを通じて得てきたこの知見を別のジャンルにも活かすノウハウ化

と思っています。

 

今日は、ひとつめのオープン化の進捗についてですね。

このブログの過去記事にありますが、

3DCADでオリジナルのヨーヨーを作ろう、という記事の連載をしておりました。

 

「僕eastさんのブログ記事を見てじっくり3DCADやってみたんです」

という声もちらりと聞いており、

ブログにて公開してきた価値はあったかなと思っています。

 

ぼちぼち「俺も3Dプリンターでヨーヨー作った」っていう人はいると思うのですが、

1A機種、2A機種、4A機種、すべてにチャレンジし、

結果を出し、公開しているのは私だけでしょ( ・`ω・´)ドヤッ!

※ほかにもいたらすみません

ならば、先を走っている人間の責任というものもまた、あるはず。

 

デジタルファブリケーションで先を走る人間の責任とは。

それはシェアでしょう。

もちろんこれはこれでどうやったら金銭的な対価を得られるだろうか、

という下世話なことだって考えてもいます。

じゃないと続かないですから。

 

でもまぁ、それはそれとして、やろうとしてることは公開しても良いかなと。

 

まずは、ベアリングやレスポンスパッド、

六角ボルト・ナットを利用する「共有パーツ」はeastが作って提供するから、

これを利用してみんな作ってみようぜ、

という世界を立ち上げていきます。

これでみんなもYoyo-Maker!!

 

基本となるパーツを共有し、使ってもらうことで、

みんなは一番楽しいボディのデザインに集中できるのではないかなぁ、と考えます。

最適な構造や形状を追求すべく、

とにかくデータを作って造形して実験、を繰り返しています。

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それと、一定の重量を確保する必要があり、

現時点の3Dプリンターで使う素材で、ヨーヨーに最適な材料はPLAだと考えます。

STLデータから体積計算をし、だいたい狙った重量にする、

そういう計算式も独自に持っているので、これもゆくゆくは公開していきたい。

 

でもヨーヨーに詳しい方、

すでにこういうのあるの、ご存知ですよね?

元ネタをきちんと紹介しておきます。

ヨーヨージョーカー :: EXシリーズ :: エクシード / EXCEED

個人的にも尊敬しているプレイヤー、Shimaさんのブランド、

Yoyo-JokerのEXシリーズです。

 

この金属製のベアリングロックとロッククレストを利用できれば、

もっとも最短で高精度なものが実現できるということはあるにはあるのですが、

このアイデアと構造はれっきとした製品、非常に価値のある商品です。

このブログでがっつり利用していくのはさすがに申し訳ない。

ですので、独自の道を進んでみることにしました。

 

それは、

とりあえずパーツぜんぶ3Dプリンターで作る

です。

これまで作ってきたヨーヨーのベアリングの固定には

金属スペーサーかプラスチックブッシュを使っていましたが、

そこも3Dプリンター。

ゆくゆくは剛性を確保するためにきちんと金属で作りたいところですが、

そんな大金はない( *`ω´)キリッ!

 

ということで、ボルト、ナット、ベアリング、レスポンスがあれば、

みんなそこそこちゃんとしたオリジナルヨーヨー作れちゃう!

どうですか、おもしろいと思いませんか!?

「これ使って!」というデータはなんかのタイミングで公開します。

 

今後もちらりちらりと進捗を更新していきますので、乞うご期待!

ちなみに、写真の青いボディのヨーヨーは62mmのオーバーサイズ。

ブレません。

 

今日はこれまで!