3Dプリンター「atom」は生産機械の夢を見る ~その3、お役立ち工具編~
どうもeastです。
さて3Dプリンターをヨーヨーの生産機械として使い倒す、ということで、
このシリーズ実はかなり前に始めてますが、ようやく3本目です。
3Dプリンター「atom」は生産機械の夢を見る ~その1、道具準備編~
3Dプリンター「atom」は生産機械の夢を見る ~その2、生産哲学編~
さて、今日は、みんな気になる「造形後どうしてる?」って話です。
熱溶解方式の3Dプリンターでつくりたいものを造形をすると、
造形物はベッドに張り付いた状態で仕上がります。
ベッドから造形物を外したり、
そのあとにサポートを外したり、と、
手で作業することになります。
これがけっこう手間\(^o^)/
3Dプリンター持ってるって人に言うと、
「なんでも作れちゃうんでしょ!?」なんて反応をもらいますが、
3DプリンターのONボタンを押したらポンと出てきて
そのままきれいに完成品、なんて都合の良い話は(今のところ)ないのです。
小さいものならともかく、大きめのものを出力して
がっつりベッドに張り付いていると取るのが大変ですし、
「後処理」がめんどくさくなったりします。
結局ほとんどの場合は手加工をすることになるので、
少しでも楽するために私が愛用している工具をご紹介していきましょう。
■使用頻度:激
・ピンセット
・スパチュラ
この2つはもう鉄板ですね。3Dプリンター使いならば揃えておきたいところ。
ピンセットはプリント前のノズル先に出て来るフィラメントを
ぐいっと拭うのに使います。
スパチュラは、もともと粘土やパテなどを造形するためのものですが、
先がナイフのようなものではなく、スプーンっぽい形状のものを選びます。
テコの原理を使えば、
ベッドにがっつり張り付いた大きな造形物でも簡単に外すことができるのです。
以前は金属スクレーパーを使っていましたが、
ベッドを傷つけてしまいそうになるのでやめました。
このスパチュラは反対側が鋭利なナイフになっていて危険なので、
3Dプリンターで作ったキャップをつけてます。
■使用頻度:高
まずはみんなダイスキ(*´∀`*)ネジザウルス!
初期のレンチバージョンと、現行バージョン、
両方ともおおまかにサポートを外すのに役立ってます。
もう少し小さなラジオペンチでも良いかなとは思ってますが(笑)
そしてセラカンナ。それなりに値段が張りますが、
模型用ナイフやカンナと違って、勢い余って手に当たっても怪我しません。
角やカーブなど、広い範囲に思い切り削りをかけたい時に重宝してます。
■使用頻度:中
良いリューター買いました。
加工すべき物がいっぱいあると、ハンドヤスリめんどいし疲れる…。
これすげー楽です。
ネジのナニワで投げ売りされてたのがあったので、ビットも揃えました。
■使用頻度:低
ニッパー、これはまぁフィラメントを切ったり、細かいサポートを外すときですね。
鉄腕ハサミGT、そのいかつい出で立ちに一目ぼれして買ったハサミです。
あまり出番はありませんが(笑)、めっちゃ切れ味いいです。
メンテナンスまで含めるともう少し工具が増えますが、
レギュラーはこんなもんですね。
ハンドツールを使って、快適な3Dプリントライフを送ろう!
今日はこれまで!
尚、3Dプリンター、もう1台購入予定です。