DIY女子高生漫画「ホームセンターてんこ」がおもしろい!
どうもeastです。
写真の漫画こそ「ホームセンターてんこ」、全5巻!
先日のメイカーフェア東京で得た収穫のひとつです。
3Dプリンター屋@東京メイカーチームのひとしんしくんが
妙にはしゃいでブースに帰って来たなと思ったら、これを手にしていたのです。
ミニサイズのノギス、これは欲しい!
ということで、ブースに出向いていって1個ゲットしてきました。
実はほかにも、ミニはさみやらミニプライヤーやらありました。
このミニノギスをノギスで計ると(笑)、約5センチ。
私は、この「ホームセンターてんこ」なる漫画の存在を
まったく存じ上げなかったのですがチラシを見て興味をそそられたので、
家に戻ってきたら早速、amazonで全巻ポチりました。
内容は、
主人公の女の子、通称「てんこ」(JK)が偶然ホームセンターに立ち寄り、
そこで出会った人たちとともにDIY、自分でものを作る楽しさを覚え、
電動ドリルやらカットソーなどを使って、いろんなものを作っていくお話です。
さらには学校で工作部まで立ち上がります。
何やらわかりにくいざっくりとした説明でしたが、
「自分で考えて、工夫して、
一生懸命作ることは楽しいし、出来上がったものを手にするのは嬉しい」
という概念に貫かれた漫画です。
さらに「身近な誰かと共有することが」というワードも入るでしょう。
最近3Dプリンターでいろいろ作るようになってるので感じるんですが、
大人になると「自分で作ることの楽しさ」というのを忘れがちです。
それはすこし意味が広がって「作る楽しさを共有すること」も忘れがちなんです。
プラモデルや何か作る趣味を持っている人ならともかく、
高品質なものを、完成品のまま、なんでも手に入れられる時代です。
買う喜びはあっても、作る喜びは、あんまりないわけです。
ああしたらいいこうしたらいいとあれこれ悩んでできたものが出来上がり、
人に使ってもらえたとき、
さらに「これいいね」と言ってもらえたときの喜び。
私の場合、LoopYin-Yangがそれに当たりますが、
[祝]2014JN Modsコンテストで特別賞を受賞しました!
不思議なもので、もっとその楽しさを味わいたくなるんです。
特別何か作ることはないという人でも、
この漫画を読めば、この気持ちがわかります。
実は公式ホームページのほうが詳しいし本家なので、
ぜひそちらも見てください(笑)。
「ものづくり」が生活の近くにあった、
というか生活そのものであった時代は、
この漫画で行われている工作の在り方が、日常風景だったんだろうなぁと感じます。
大量生産、工業製品が悪いというつもりはないですしそれも文化、
しかし、町内に必ずいるいろんな職人さんもまた文化だったんだろうなぁと。
サービス、価格、品質、いろんな面で、
工業生産品には負けてしまうかもしれないけど、
唯一無二である、というのはやっぱり人間からしか得られないはず。
いま、うちの1DKでは3Dプリンターが1台あるだけで
いろいろなものを作れておりますけども、
3Dプリンターには、生活の中にDIYが自然な形で入り込む、
「作ること」が日常の生活に戻ってくる、
そういう可能性を感じるのですが、いかがでしょう。
ということで、
とだ勝之さん、
てんこに3DCADと3Dプリンターを使わせて、
ものを作らせましょう!
その漫画書いてください!
最後に、漫画1巻のリンク貼っておきます(笑)。
みんな、ホームセンターてんこを読もう!
今日はこれまで!