Lenovo Flex10 にReadyBoostを導入したら爆速PCになった件
どうもeastです。
「ReadyBoost」って機能、私はじめて知ったんですが、
USBメモリに簡単な設定をしてあげることで、
内蔵メモリと同様の働きを任せ、処理の効率化を図るものです。
Windows Vistaと7から実装されたみたいですね。
んで、タイトルの通りなんですが、結論から言います。
違うパソコンか!?と思うほどに処理が速いマシンになりました。
作業用PCとしてWindows8.1(LenovoのThinkpadTwist)を使っている一方で、
3Dプリンターを接続しての造形指示も同じPCからしており、
3Dプリンターの稼働中は電源を切るに切れない、持ち出すに持ち出せない、
といった状況になっておりました。
そこで、毎度おなじみささりゅーさんのパーツショップから
LCDディスプレイ&スマートアダプタを購入、導入して、
スタンドアロン(自分で動いてくれる)化しようと思っていました。
が、急な転勤とその後の生活立て直しでじっくりいじっている余裕がなく、
それならばいっそ格安のパソコンを買って専用にしてしまえ!
と暴挙に出て、購入したのがこちら!
Lenovo Flex 10 2つのモードを使い分ける小さなノートパソコン Flex シリーズ
IdeaPad Flex 10 59409288 Ultrabook ウルトラブック ノートパ… |
しかもタッチパネル搭載。
LenovoFlex10の良いところは、10.1ワイド液晶、サイズはかなり小さく、軽い。
このパソコンは3Dプリンター専用にし、キーボードでがちがち作業するつもりも、
マウスでがっつり作業するつもりもまったくなかったので、
スペック的にもこんなもんで良いだろ、と安易に購入しました。
が、運用していてネックが、
CPUがデュアルで2.16Ghzあるのにメモリは2Gという事実。
メモリ2Gと言ったら、
ウィンドウズ8の運用だけでほとんど処理能力が持って行かれるレベル。
動画などネットをヘビーに見たり、いくつかソフトを立ち上げたり等、
少しでも重い作業を始めると、壊れたか?と思うくらいに処理速度が落ちるんです。
で、3Dプリンターを動かすソフトウェア、
プロンターフェースもどうも動作がもっさりしており、
造形はできるけどすこし心許ない。
ウィンドウズのイライラはみんなのイライラ(#゚Д゚)y-~~
そこで高速化のキーワードで調べたところ、
ReadyBoostの登場!ということだったのです。以下、設定です。
まず、USBメモリを接続します。基本つけっぱなしになると思うので、
使用するUSBメモリはこういう小さめのやつがよいと思いますよ。
※コメントで質問頂いたので、良さそうなのをいくつか紹介しておきますね。
送料無料!I-O DATA USB 3.0対応USBメモリー コンパクトデザインモデル黒 キャップ色ホワイト&... |
私がいま使っているのはこのIO DATAのものです。
もうすこし価格安いところあるかも…。
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これなんか、デザインすっきりしていて良さそうです。
接続したらマイコンピュター、デバイスの上で右クリック。
プロパティを選択し、
こういう画面になりますので、「ReadyBoost」を選択。
「このデバイスを使用する」を選択して、適用、OKしてください。
完了です!なんと簡単!
冒頭に申し上げたとおり、違うパソコンかと思うほどキビキビと動作してくれます。
ファイルを表示する速度も、展開する速度も、格段に向上しています。
USB3.0対応のメモリを繋いでるというのも、効果大の要因でしょう。
この手順だけでここまでできるんだったら最初からやってれば良かった。
安いPCあるいは古いPCでメモリが2Gくらいしか積んでいないパソコンは、
USBメモリを買ってきて設定してあげるだけで、
かなり効果が実感できると思います。ぜひ!
ちなみに公式サイトにあるとおり、
SSDやすでに8Gくらいのメモリを積んでいる
高性能PCにはあまり効果がないようです。安物用のテクニックでしょうね。
★2015年2月16日追記
検証してみました!こちらもどうぞ!
ReadyBoost機能をWIN SCORE SHAREで検証! - East Music Works's blog
★2016年1月追記
Flex10はすでに生産終了しており、後継機があるようです。
Lenovo Flex 3 - 11.6型 4つのモードを搭載したマルチモードパソコン Flex シリーズ
今日はこれまで!