ブロンズフィラメントの実力を磨いて検証!
どうもeastです。
いつの間にか、FDM方式の3Dプリンターでヨーヨーをいかに作るか、
みたいな方向にシフトしつつある自分のものづくりですが、
いよいよステップアップの時が来ました。
先日導入に成功したブロンズフィラメントですが、
なんでこれにこだわっていたかというと、
特に私の場合、ヨーヨーの回転力と重量補完のため、
金属のリムを作成するのに必要だったりしているんです。
3Dプリンターで使う通常の素材の3倍近い重量が、
ブロンズフィラメントならば得られます。
しかしながら、素材の特性上、
公式のサイトでも「やってみて!」って推奨されていることがひとつあるんです。
それは磨くこと!
ブロンズ、青銅といいますが、
古代はメソポタミアの時代から使われるようになった素材です。
剣、斧、壺など、鉄に代わるまで活躍した金属と言ってもいいでしょう。
磨けば、鈍い光沢を放ちます。
用意したのはこちら。
3Dプリンターで作ったハニカム構造のフリーハンドゼロ用キャップ、
金属磨き布、スポンジ研磨剤セット。
写真には写ってないですが、
他にも金属磨きのピカールと、
ラプロスという模型の仕上げ用研磨材を用意しています。
モノを見てもらったほうが早いので、リンクでも貼っておきます。
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・ではまず、初期はこの状態からスタート。
泥っぽいというか、土っぽいというか、なんとも言えない茶色が初期状態です。
一応蛍光灯の光を反射してはいますが、
カプトンテープとガラスベッドの上に出力しているため、
表面がなめらかになっているだけです。
ほかの部分は触ってみると、ざらざらですらあります。
・180番相当のスポンジヤスリ、ちょっと金属っぽい粒子が見えてます。
・320番相当のスポンジヤスリ、表面が整い始めます。
・600番相当のスポンジヤスリ、すこし金属っぽい輝きが出てきます。
・1000番相当のスポンジヤスリ、どうです?ここで金属っぽい光沢が現れました。
・1500番相当のスポンジヤスリ、かなりなめらかな光沢になってきました。
ここからはスポンジヤスリではなく、ラプロスを使っていきます。
・2400番のラプロス、写真がボケちゃってすみません。
・4000番のラプロス、かなーり、光ってる!
・6000番のラプロス、ここまで来るととても金属チックです。
・8000番のラプロスでラスト!どうですか、この輝き!
・金属磨きのピカールとウェス、磨きクロスで仕上げ。
どうですか、この光の反射加減!!
FDM方式の3Dプリンターで作ったとは思えない輝き!!
最後に、ビフォーアフターをインスタグラムにあげましたのでご覧下さい。
ブロンズフィラメントで出来上がったものは、
磨きに磨くとここまできれいな金属光沢を生み出すことができます。
今回は手で研磨しました、だいたいトータルで30分というとこでしょうか。
なんかハンドツール導入しようかな…。
ここまできれいにできれば、ヨーヨーのリムとしても良いものができそうです。
表面の凹凸が少ないフィギュアとかを、
このフィラメントで作ったら面白いんじゃないかなって思いますねぇ。
今日はこれまで!