「ヨーヨーが描く虹」の、お値段いくら?
どうもeastです。
人に相談すればするほど、決められなくなることってありますよね。
もうどうしていいかわからないので、虹の値段を、
決めることにしましたっ。
ちょっと前に参加した3Dプリンターで印刷するものを自慢しあう会で、
参加者の写真屋さんに「虹のヨーヨー」の写真を撮っていただきました。
正面です。
ハニカム構造を採用したヨーヨーなので「ハッチ」という名前を付け
このブログでもさんざん紹介してきました。六角形が綺麗に写っていますね。
側面です。
赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青、紫と、
偉大なる自然現象「虹」の並びのとおりに素材を積層させて作りました。
他の単色カラーの場合、ひとつ作るために3Dプリンターは5時間30分動きます。
左に写っている青×白のハーフカラーも同様で、
1色で出したものをあとで半分ずつ組み合わせてるんですね。
時間がかかるとはいえ3Dプリンターに異常が発生しない限り、
基本的には放置していれば造形が終わるので、
あとはサポート材を外して組み立てます。
けれども、この虹色のヨーヨーは、
フィラメントと呼ばれるスプール状の素材を
色ごとに定期交換しなくてはならないため、
人間(というか私)が3Dプリンターの前にいなくてはなりません。
約90分ごとに3Dプリンターの動作を止め、
慎重に素材を交換後にもう一度作動させる、この作業を延々繰り返します。
今回、浜松ヨーヨーコンテストでサンプル展示し、
また、あちこち持って行って反応を見てますが、
みんな一言目には「きれい!」と歓声をあげてくれます。
ヨーヨーに関係ない人、できない人も「これは欲しい!」と言ってもくれます。
で、そんなことやってるうちにいったいいくらで売るのが適切なのか、
わからなくなってきました。
これでボロ儲けしてやろうというつもりはないんです。
できる限り多くの人の手に渡って欲しいですし。
ただ、作るための手間、
人件費ということで言えばまず自分の時間拘束が大きいわけですし、
金型などを使った大量生産には向かないというか、
従来の大量生産手法では、この色や質感の表現はなかなかできないと思うのです。
それこそ業者に持ち込んでいっぱい作ろうとしたら莫大な費用がかかり、
回収するのに単価を高くせざるを得ない…。
ですので、多少不安というか、方法としてどうかとは思うんですが、
ラッキーセブンを並べることにしました!ちょうど7色!
お値段、7,777円(税込)なり!!!
ちなみに、ノーマルの単色カラーは2,000円(税込)、
暗闇で光るグロー(蓄光)カラーは3,000円(税込)となります。
せっかく面白いもの作ったんだし、
3Dプリンターが壊れない限り&材料がある限りは作れるので、
多くの人に手に入れてもらいたいんでやっぱり安くしたいんですけど、
自分が消耗するような状態にしてしまったら今後が続かないですからね…。
作ったらストアに補充、というかたちにしようかと思います。
ご理解くださいませ。
ウェブショップは今、STORES.JPで作ってます!
よろしくお願いいたします。