イケベ楽器のコンパクトベースを「イケてるエレキベース」に改造しよう!②
どうもeastです。
エレキベースの改造と一口に言っても、
簡単なものから、難しいものまで、いろいろとあります。
タイトルにある「コンパクトベース」に私が施した改造は、
エレキベースにできる主要な改造を、ほぼ網羅していると言ってもいいかと。
なので、順番に紹介していきつつ、
自分なりに作業の難易度やポイントも提示しますね。
では、できるものからレッツトライ!
①ペグの交換 難易度:★
コンパクトベースで一番最初に私が問題だなぁと感じた点は、ヘッド落ちですね。
友人のベースを触らせてもらったりするときにも、
こうなってるベース結構あるんですよ。
構えるとヘッドが重くてかくんと落ちてしまう、
左肩に重量がかかる、
ネックを支える役割も左手に加わりパワーが分散する、
このへんは、良い演奏の妨げではないかと。
というかね、弾きにくい!
お金をかけてすごくいいストラップを使えばそういうこともないんですけど、
楽器本体のバランスを改善することが根本的な解決ですよね。
私は2010年冬に椎間板ヘルニアをやって以来、楽器を弾くときにしても、
肩や腰に負担がかかるような姿勢はできるだけ避けたいと思っています。
なので、まずこれ!効果もすぐ実感できるし作業も簡単です。
もちろん、弦も外してくださいね。
表側のペグにくっついている六角ナットを外します。
外れれば良いので、ペンチでもなんでも良いですよ。
こういう小さいタイプのペグは、たいていネジ1本で止まっています。
コンパクトベースも例外ではありません、ネジ外すとペグまるごと取れます。
画像は交換後です。
もともとコンパクトベースのネックについていたものは、1個58.2グラムします。
今回、私が付け替えに選んだものは、
ヒップショットのウルトラライトタイプ、1個43.1グラム。
交換することにより何グラム軽くなるか計算してみましょう。
(58.2グラム×4個)-(43.1グラム×4個)=60.4グラム の軽量化!
え、たった60グラムしか軽くなんないの?って思ったあなた、
されど60グラム減っただけで劇的に軽く感じるようになりますので、
騙されたと思って試してみてください。
②ナット交換 難易度:★★★
ナットというのは、ゼロフレットとも言いますね。
弦をネックに張るときにヘッド側に張力のかかる部品です。
いきなり★3つですけど、コンパクトベースに限り必須の改造だと思ってます。
ご覧下さい。このパッスパスなナットを。
コストを下げるためにしょうがないんでしょうけど、
テキトーなプラスチックをテキトーに削って整形してます。内側に至っては空洞。
いくら音が出ればいいって言ったって、これはいかんでしょ。
早速作業後なんですけど、交換します。
わざわざ整形前のものを買ってきて自分で削らなくても、
ジャズベースタイプに合わせて整形されているものを買えば良いんです。
弦の安定感が違います。
ナットの溝広げないといけないんですが、
適当なヤスリでゴリゴリ削って現物合わせしました。
底面がネックのカーブに合わせてあるものではなく、
フラットなものを買ったほうが楽です。
とりあえず、2つの作業を紹介しました。
ナットの交換はちゃんとしたリペアのお店に出した方が良いって意見もあります。
私もそれには同感です。
でも、2万円以下で買ったお遊び用のベース、
わざわざプロに交換依頼するくらいなら自分でやっちゃうよ!
って感じで気軽にやったらいいと。
自分の手を動かすと、それはそれで勉強になりますしね。
では、今日はこれまで!
続きます。
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