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East Music Works's blog

なんでも屋eastによる、音楽レビュー、ベース、ヨーヨー、3Dプリンター&プロダクトなどのネタブログ。アーティスト・CDレビューを中心にゆるーく更新。

3Dプリンターでヨーヨーを作ろう⑩ データ修正編

どうもeastです。

前回わかった「軽すぎる」という問題の解決のため、

今回はボディ、リムを修正しましょう。

もう一度ゼロから書き起こしてもいいんですが、

3DCADの操作も指南する、という趣旨からちょっと外れちゃうんで、

どうせなら、出来上がったファイルの弄り方を見てもらいながら、

理想的な重量に近づけていきましょう!

 

ステンレスリムのはめ合わせがあるので、

外周周辺の形状はこのまま手を加えずに維持したいところです。

まずはボディ中心部の肉厚化を行いましょう。

f:id:eastMusicworks:20140517095606j:plain

ここからは、ちょっと高度なことをします。

モード機能の最上部にある網っぽいボタン、これ2Dスケッチモードボタンです。

これを選択し、断面にしたいボディ面を上手に指定してあげることで、

既に造り上げたボディの断面を表示させることができます。

うまく半分に割った画面が出てきたら…。

平面ビューを選択すると。

f:id:eastMusicworks:20140517100011j:plain

こんな感じの画面に。

一番最初、平面にスケッチしていた頃の画面に似ていますね。

画像にも書き込みましたが、どこを修正して重さを載せるかといえば中心部ですね。

これから何をするかということを先に説明しておきますと、

「断面に沿って面を作り、

 回転押し出ししたボディを作って、既存ボディと組み合わせる」

ということになるんです。

なんのこっちゃ?という人もいるかもですが…

百読は一手に如かず、手を動かしますね。

あ、これ我ながら名言。

f:id:eastMusicworks:20140517100547j:plain

足したいところに上からもう一度線を引いて面を作っていきます。

つまり、一番最初にやった「線を引いていく作業」ですね。

トレースが終わったらプルを選択すると。

f:id:eastMusicworks:20140517101558j:plain

ね、ボディの内側に面ができてるでしょ?

これをくるっと回転押し出しします。

f:id:eastMusicworks:20140517101843j:plain

回転押し出しした新しいボディが既存のボディにきれいに隣接していると

ソフトが自動的にくっつけてくれます!

 残った「surfes」はここで消しちゃってもいいでしょう。

名前をつけて保存も忘れずに。

f:id:eastMusicworks:20140517102256j:plain

いかがです?こんな風に簡単に足し算できちゃうのが3DCADの面白いところ。

さて、ではSTLで出力して、再度重量計算してみましょう。

f:id:eastMusicworks:20140517102600j:plain

前回も使ったSTLビューワーの登場です。

体積は、10.8cm3になりました。倍以上ですね。

では計算すると。

ボディ:10.8×1.14×2個=24.6g

となりました。

前回計算したリムの重さは23.7gですから、合計して48.3gになりました。

リムの重量をあと10gくらい(片面で5gずつ)増やしてあげれば、

ベアリングなどの部品を含めたところで実用レベルの重量に近づけそうですね!

 

では、リムもやりましょう。

さっきと同じやり方してもいいんですが、違うやり方もあります。

はめ込むための外側は手を入れたくないので、

リムの内側を厚くすればいいんですよね。

f:id:eastMusicworks:20140517103730j:plain

リムの内側を選択し、プルします。

今、Rが12あるので、これを11.5に指定すると。

f:id:eastMusicworks:20140517103928j:plain

ちょっと分厚くなったのわかります?

Rは内径のカーブの角度のことですが、深く考えなくても設計できます大丈夫。

ここで気を付けないといけないことですが、

ステンレスの比重ってすごく大きいので、

少しでも大きさが変わるだけで何グラムも変わっちゃいます。

なので、少しずつ試すのがいいです。

 

では、これもまたSTLファイルにして重量の計算を。

f:id:eastMusicworks:20140517104244j:plain

2.6cm3になりました。

リム:2.6×7.9×2個=41.1

リムだけで40グラム超えちゃいましたね(笑)。

では、先ほど修正したボディやベアリング類も考えると。

ざっくり計算で、24.6+41.1+部品群=70g超え、となります。

で、70gを超えるヨーヨーって通常重いものに分類されるんですが…。

私の経験上、3Dプリンターで出した実物は、

理論重量値よりも軽く出ます。

重さを気にしないものを作るならそれでもいいと思いますが、

競技用ヨーヨーの場合、1gの違いがフィーリングに及ぼす影響は甚大。

現時点で70gあっても、

出力した段階で65gを切ってるんじゃないかというのが私の直感です。

このまま行きましょう!

 

素材による理論重量と実物の違い等は

私の方で蓄積しているデータがあります。

誤差が出る原因もなんとなくわかってきているので、

そのへんは後日まとめて、改めて記事を書きますね。

 

では、次は改めてデータの入稿と発注を書いていきますよ!

今日はこれまで!