[試考]2つ以上のコミュニティを意識して持つということ
記事のバリエーションが増えてきたんで、
項目を整頓しながらシリーズ化していこうと思います。
まぁ誰が読んでくれてるかってそんなにいないんですが、
3Dプロダクトにしても、音楽にしても、文章にしても、
自分の頭にあることを取り出さないと最近すごく気持ち悪くて、
Twitterよりもちゃんと文章を書けるブログはなかなか楽しいです。
文章がちゃんとしてるかはまた別の話、どうもeastです。
「試考」のコーナーでは、あれこれ考えたことを記述していきます。
みなさん「人」を見るとき、どういう風に見てますか?
私は、
「小学校、中学校くらいの、
同じ地区にいるいろんな奴らが強制的に集められてる自分のクラス」
を意識することがよくあります。
※ちなみに私は、40人×4クラスの公立小学、40人×5クラスの公立中学にいました。
受験で一定のライン以上を取る私立や小さい自治体の公立学校には当てはまらないかもしれません。
たとえば、この歳になって初めて出会うタイプの人間だ、とか思っても、
このクラスのイメージに当てはめると意外にも、
そういやぁあいつが大人になったらこんな感じになってるかもなって、
勝手に想像して納得できたりします。
仲良くなれそうだ、いっしょにいてストレスが少ない、
という場合もあれば、
コイツと一緒にいると疲れんだよな、むしろ一緒にいたくねぇ、
って場合もあると思います。
40人くらいいるクラスだったら、そんなもんでしょ。
日常的につるむやつなんて気の合う5人くらいなもんだったすよ。
私は大学出て最初に就職した会社から出てませんから、
いま所属している社会的なコミュニティは、まず会社ひとつと言っていいでしょう。
日本の社会人って、組織入ったらその組織に従うことが重要視されるので、
かなりはやい段階で個人は殺したほうが楽になれます。
組織に従うというのは、主に制度的、人事的な意味においてです。
従って仕事=従事することで支払われるサラリーがあるのですから、
それも当然かと。
でも想像してみてくださいよ、
小中学校で何世代も違う学年のいろんなキャラクターの人間と、
組織の中で仕事の話をしなきゃいけない状況を。
イメージしました?
仕事の話ってつまりお金の話ですからね。
気の合わない人とお金の話するって、すごく気を使うし大変なことですよ。
大きな会社になればなるほど、
いろんな人がいるから「仕事を動かせていない人」に出くわす機会が増えるし、
いろんな人がいるから「どう頑張っても合わない人」というのも出てきます。
それにぶちあたったとき、
凹んだりショックを受けたりした経験がある人は少なくないでしょう。
一方で、意図したものだったかどうかはもう自分でもわからないけど、
ヨーヨー業界に首を突っ込んでこの1年、
いろんな人に助けてもらいながら、一緒に大会を作らさせてもらいました。
これは、所属している会社というコミュニティで獲得していたスキルを、
新しく参加し始めたコミュニティでも活かすことができそうだと思ったから
抵抗なく参加できていて、
ありがたいことに周りも受け入れてくれているように感じます。
(いや、east要らねぇよって声もあるかもしれませんが汗)
で、これがどう重要かって、ひとつのコミュニティで凹んでも、
もうひとつのコミュニティでは意義を保っていられる自分であることに繋がります。
複数のコミュニティにおいて役割を持っているということは、
その人のトータルでの存在意義を保証する要素が増え、
相互で補完してくれるということにつながるのではないでしょうか。
今まで暮らしてきた集団とちょっと違うところへ飛び出していくことは、
精神衛生を健康に保つ上で非常に有効ではないかと。
さらに、あるコミュニティでは普通と思っている自分のスキルは、
違うコミュニティに持っていったときに予想外に役に立つ可能性もあり、
そういう意味でも気楽に貢献できるかもしれませんです。
恐らくですがこれからは、会社という枠にとらわれず、
お互いのスキルをシェアできる気の合う仲間と何かを作り出していくことの割合が
増えていくのではないかと感じます。
そのために磨くべきなのは、会社に所属して得るものだけではなく、
身一つになったとき何ができるか、ということだと思うんです。
もちろん、大きな会社、組織だからこそできることもいっぱいありますけどね。
会社って組織を離れた時に自分はどうやったら生きられるか。
そんなことを妄想しながら、
本業にも3D制作物にもヨーヨー大会運営にも、頑張っていきたいと思いますよ。
では、今日はこれまで!